ぎんがの旅

宇宙/お絵描き/海洋生物/音楽/etc

創作を続ける理由、そして心の闇

中の人の創作歴は、たったの10年である。

でも、これからもずっと続いていくと思う。

 

泣き叫ぶ日があっても、ね。

 

私はいつも、何でもかんでも理由を求めたがるという厄介な性質がある。創作を始めた理由はよく覚えていないが、続ける理由は間違いなくこの性質のせいだと思う。

 

初めはノリでつくった地図でさえ、あっという間のその周辺の国々の地図になり、隣の大陸へ、そしてその星全体の大陸へと広がっていた。気分はまるで大航海時代

#地図 創作地図 - SPHENEのイラスト - pixiv

 

 

 

 

 

でも、きっと苦しかったんだと思う。脳内補正されているだけで。

 

私には、生きる『世界』がない。表情がいつも無だからなのか。心の中ではただのおふざけ星人なのに。現実に友達なんて言える人はほんの数名。その友達でさえ、遠距離だったり、なかなか会えなかったりして、繋がることはほぼ不可能。

 

ネットの世界に足を踏み入れた、ありったけの期待を詰めて。でも、そんなに甘くなかった。仲が良くなれた人も、しばらくすると急に浮上しなくなって、離れてゆく。

 

ネットも現実も同じじゃないか。同じ趣味の人なんてそういない。共有ができず、いつまでたっても客観的になれない。

 

だから、スケッチであれツイッターであれ、反応をいつもくれる人は誰よりも大切にできる、と思う。

 

 

 

#タグ付けをサボる ピクスケまとめ2 - SPHENEのイラスト - pixiv

↑こんなくだらないのにも反応をくれる方々は神です。

 

でも、ただ反応が欲しいから絵を描いているわけでも、創作の世界を緻密にしていくわけでもない。あの厄介な性質のせいでもある。

 

 

 

 

でも、見られなくてもいい。共感されなくてもいい。

差別されるのだけは我慢ならない。それは長年苦しんできたことだから。現実で。

 

ギャラノマキア語をどれだけ細かく、単語を多くしても、誰にも伝わらない。

ドラゴニアの建築式についてのことをどれだけ考えたとしても、誰にも分らない。

イェーレペ星団52-9系fについての裏設定は、まだ誰も知らない。

 

 

 

 

誰かのための創作ではない。でも、誰かのアイディアになれたらうれしい。

 

オリジナルの世界に軽くてもいいから『歴史』を持たせること。

言語をもたらすこと。

わずかでもいいから裏設定を持ち上げて、話を面白くすること。

キャラクター一人一人の個性を把握すること。

国を作り、伝統文化を与えること。

そして…これは私だけかもしれないが、異星人との関連性を決めておくこと。

  (太古の昔から関連があったが、今はない、など)

 

これらが特に使っているアイディア。異星人との関連はあまり見かけないので、誰かが使ってたら少し驚くかも。

 

 

 

 

 

 

あとは、音楽を使っているかな。

音楽からインスピレーションを得ることもある、特に異世界っぽいのは

www.youtube.com美しいメロディーから、この廃墟は最近できた廃墟ではなく、古の廃墟なんだなーって伝わってくる。キラキラした音色は星の光、またそれを映し出す水を連想させる。

 

王国の亡骸ということから、かつて栄えていたころとの差に哀愁をもたらす

 

 

この曲から思い描いたイメージ

  • 流れる滝、そこに群生するコケ類
  • 足場はほとんど水
  • その奥に生えているシダ類、まぁ背の高い植物
  • 散らばって生えている屋久杉レベルの大木
  • 欠けたり折れたりしながらも、何とかその姿をとどめている真っ白な柱

 

そしてこの情景をアザラ星のどのあたりかと考えてみる。つまり、「当てはめる」

 

考えられる場所は、森の真っただ中というところが大きなヒントであり、遺跡群があるというところもそうである。

 

そうなると、ジィランディアの「オーロラ樹海」、第一期ごろのフォレストランド王国、ジュエシーズ半島の「ビジュー盆地」、本土の「エスラリスの森」が考えられる。

 

この中から、遺跡がありそうなところを絞り出す。

 

オーロラ樹海、ここのあたりに先住民族がいた。しかし、クラウニポロニーズたちはわずかだがまだ生き残っているため、何らかの方法で遺跡を守っているに違いない。だったら、こんなボロボロにはならないはず。

 

フォレストランド王国、ここもあまり考えられない。昔からエルフがいたというなら話は別だが、そういうわけでもなさそうだし、もし遺跡があってもエルフ風の曲線的な感じになると思う。だから、柱なども思い描いているような直線的なのはあり得ない。

 

ビジュー盆地、ここは少し可能性がある。直線的な建造物が多く、どこか物悲しい風景を感じさせる大陸の特徴にぴったり当てはまるからだ。しかし、一つだけ違うところがあったとすれば、木の高さ。個々の木はレージナーフォレストのようにとんでもなく高い。思い描いたイメージではそこまで高い木々を想像していない。

 

エスラリスの森、ここはこの中で最も当てはまるかもしれない。木は高いが、とんでもない屋久杉というわけでもないし、程よい高さである。ほんのちょっとだけ違うとこがあったら、柱の色!ルーティノイド式ならば、茶色のはず。

でも、近くにムートというミーファルン族の町がある。ならば、ミーファルン族はここに多く住んでいて、何かの問題で遠くへ逃げたのではないか?そして数人はムートへ行ったのではないか?

少なくとも、水は原因ではない。ペテルスードのように、ミーファルン族は水が大好きだ。でも、昔の人々は違ったのかもしれない。

 

…こんな感じで、自分の世界を自分で考察している。こうして世界観が広がってゆく。今日も、ここで描いた遺跡群が追加され、『デーハリャー遺跡群』として誕生した。

 

ミーファルン族がもともと暮らしていた原始の地、のちにズヴェ族の魔法で保護されることになったが、それまでの間にルーティノイド族が多少壊していた。

ルーティノイド族が大陸に侵入してきたことによって、ミーファルン族が逃げるようになった理由も説明がつく。

 

個々の遺跡群はミーファルン族にとって心の源のようなもの。なぜなら、原始人がミーファルン族に変わった地と呼ばれているから。つまり、進化。

 

アザラ星誕生前のことはよく描かれるけれども、アザラ星が誕生してからの石器時代とか原始時代とかは描かれない。あるとしたらユレーナス伝説と帝国誕生の話だけ。

スターフロントの、インヴェートからトーサイドへの遷都もこのあたりだと思う。スペクジアは第一期の話で、その時点では首都はトーサイドだったから。で、インヴェート城はもはや古代の遺跡になっている。

じゃあ、そこを描こう!という気にもなれない。

 

なんで?

それはね、同じ場所を何度も書き続けるのは創作世界に申し訳ないことだと思うから。

もうすでにクロシエ大陸は何度も書いてきた(と思う)。 お隣のギドさんも一作それで埋まっている。上の北極大陸、そしてネス・ランもそれぞれの固有の物語、もしくはどこかでたくさん出てきている。南の島も。

出てないところはグァハ大陸、オフォエル大陸、ルーホン大陸、ファジカン諸島、カルカヴン諸島とか。

 

ルーホン大陸は、正直に言うとあまり書きたくない。ベネデール関連のものをいまさら書いたとしても、アルディラやギドで見た魔王的イメージ、怨霊的イメージが崩れると思う。

キャラ崩壊はともかく、ルーホン大陸は滅びた大陸なんだから、出るとしたらどこかの創作の合間とか。もしくは、守護者が消える前の話とかになると思うけど、それは原始時代の話。原始時代はなるべく謎で埋めたいから、謎にしておくために何も考えたくないのよ…。

 

グァハ大陸、オフォエル大陸はDrsJのあるキャラクターの故郷にもなっているから、これ以上描写する必要はないと思う。カルカヴン諸島も、Skyやhltで出ちゃってるし、これも原始の話になると思うから、やめておこう。

 

で、残ったのはファジカン諸島。なんかここ、なーんにもストーリーが浮かんでこない。位置的にはアヴィカ島の上あたり…って、そうじゃん、アヴィカ島があったよ!

 

アヴィカ島はギリギリ島って言えるぐらいの大きさ。かなりデカいゾ!!!

それに今までどこのストーリーにも出てきていない。だからアヴィカメインでファジカン諸島にも行く的な話を考えられれば最高だと思う

 

思い浮かばないよおおおおおおおおおおおおまたあとで考えよう