マイナーだけどすごい‼『銀河・星雲の世界』
Hey!今日も宇宙が煌めいております!
今回紹介するのは、『超マイナーだけどすごい銀河・星雲』です。
皆さんは、どんな銀河を知っていますか?私たちの住む天の川銀河?お隣のアンドロメダ銀河?それとも、番号だけのマイナー銀河?
まぁ、どれでもいいのですが、その中でも特にすごい銀河や星雲を集めてみました。
M81
まずは、おおぐま座の方向1200万光年先の銀河から。1200万光年でビビったら、今後相当メンタル鍛えないと、銀河の世界にはついていけませんよ() 遠い天体だと、何百億光年ですから…。
さて、この銀河のどこがすごいのかというと、回りに与えちゃった影響ですかね。
この銀河は巨大で、強い重力を持っています。そして、なんと近くの銀河のM82の形を歪めちゃったんですよね…。
M82はもともとは腕のある銀河(天の川銀河やアンドロメダ銀河など)だったらしいですが、M81に近づいたことによって、不規則銀河というイビツな形になりました。
一方でM81は『グランドデザイン銀河』と呼ばれる、形状が美しい銀河なんですよ。宇宙にもビッチはいたのか…。
M82「悔しい…」
でも、変形したことによって銀河核の活動が活発になったのです。M81、以外とツンデレ…?
キャッツアイ星雲
続いて紹介するのは、キャッツアイ星雲です。
聞いたことのある方は、少ないかも知れません。
ですが、こんなに美しい星雲ですよ!
まるでDNAですね…。
体の中にありそうな感じがします(ナニイッテンダコイツ)
ですが、見た目の通り、知られている中で最も構造が複雑な星雲の一つなんですよ。
いまだに謎の多い天体ですが、近年、少しずつ明らかになってきています。
ここでは解説しきれそうにないので、ここを見てみてください!
はくちょう座A
三つ目は、はくちょう座Aです。
実は、最初に発見された電波銀河なんですよ!
電波銀河とは、その名の通り、強い電波を発する銀河です。代表的なものでは、ケンタウルス座Aなどがあげられます。
マイナーな銀河ですが、調べてみたらなんと、動画もありました!
はくちょう座Aは、地球から約5億光年(4.8×1021 km)離れた北の星座はくちょう座にある、既知の最も強力な宇宙電波源です。 二重銀河のように見えます。
しばらくの間、衝突している2つの銀河であると考えられていましたが、エネルギー出力が大きすぎて、そのように説明することはできませんでした。
はくちょう座Aからは、毎秒推定1045エルグで電波エネルギーが放出されます。これはなんと、あらゆる種類のエネルギーが太陽から放出される速度の1011倍以上!
さらに、はくちょう座Aのエネルギー源はまだわかっていません。こちらも、なぞの多い天体なんですね…。
はくちょう座Aは、地球からの距離が遠いにもかかわらず、空で2番目に明るい電波放射物体です。銀河の正反対側に一列に並んだ2つの大きな葉の形をした領域は、通常は巨大な楕円系から発生するのですが、ここもまだわかっていないポイントですね。
この画像のように、対照的なジェットがあります。
とても不思議な天体ですね…。
NGC 4038, NGC 4039
最後にご紹介するのは、この二つの銀河です!
とても…宇宙的な銀河です。
これは、一見一つの銀河に見えますが、実際には違います。
なんと、ただいま衝突中の二つの銀河です。
そして、四億年以内には完全に合体するらしいのです。
その特徴的な形から、触覚銀が、アンテナ銀河などという名前でも呼ばれています。
私たちの住み銀河系も、アンドロメダ銀河と衝突するといわれており、その時はこの銀河のような大きな変形をくらうことになるそうです。
お手本でしょうかねぇ…。
さて、今回はここまでといたしましょうか。
まだまだ紹介しきれないくらいたくさんの奇妙な銀河がありますが、それはまた今度、ということで。
またお会いしましょう!